2006/12/6設置
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金曜の夜から引っ張ってた内容の、仕事っつーか打ち合わせっつーか、話し合いっつーか・・・・コレが午前中入りましてね。
もう泣いてる人もいるようなヘビーな雰囲気の中、
「スンマセン!!アタシこれからミュージカル見に行くんで、コレにて失礼!!!」と席を立ったワケですよ。
話のケリもついてたんで、アタシのミュージカル好きを知ってる人が
「ああ、じゃあ車で来てるから送ったげるよ、浜松町だよね?」と言ってくれたんですがね。
「いや・・・・四季じゃないんです・・・・」
「じゃ、どこなの?」
「築地・・・・本願寺・・・」
「はあ?」
という気まずい会話を交わし、車中でっはもちろん先ほどの重い会話を引っ張り、おまけに渋滞にひっかかって開演ギリに到着。
これだけでかなり体力持ってかれました。
正直、会場着いても頭が切り換えらんなくて、ブルーだったんですけどね。
舞台はじまったら・・・・すっとんだよ・・・・・
はい、こっから本題ですよーネタバレヤな人はスルーしてくださいねー
実際のお名前で紹介したいトコですが、周知事情につき役名で。
本編始まる前に前説。
中嶋の人でした。
中嶋としてではなく、素役者さんとしての前説だったんですけど、新人さんにしてはすごいトークが上手。
下積みが長いけど役ついたの初めてなのか、役者志したのが遅めだったのか、どの観点での「新人さん」なのか知らないのですが、聞きづらいところもシラけるところもなく、堂々としたちゃんと笑いもとれるトーク。
逆にコレ中嶋としてしゃべられたら、辛かっただろーな。
内容的には、まあミュージカルですから歌って踊るんですけどね。
まず最初に和希が理事長です、ってバラしといて、啓太が転校してきて、手紙回しまくって、久我沼に「退学しろ」って言われて、MVP戦をすることなくみんなで「啓太は必要だー」なんて歌って踊って、ワケのわからないまま終わる、という流れ。
おそらくゲームないしマンガで本編の内容知らなきゃ、どうにもストーリーが掴めない構成になっております。
正直、「ここでハケるの?」とか「ここで暗転!?」みたいなついていけなさがあったのは・・・あった・・・・スミマセン・・・・・・
役者さんに関しては、ヘヴンフィルターをかけるかかけないかで大きく見方が変わってくるとは思いますが、予想外! アタシかけないほうが面白かった!
アタシは洋モノミュージカル専門だったので、「ミュージカルとして観てはいけない!ヘヴンフィルターをかけなければ!」と思ってたんですがね。
ミュージカル、っていうか小劇場の芝居だと思って観たほうが楽しかった。
否定的なコト言っちゃえば、役者さんが役掴みきれてないってのもあるんでしょうが、それよりなにより彼ら自身がすごく魅力的なコ達だったので。
特に・・・・・・キてしまったのが・・・・啓太・・・啓太・・・・
ヤバいぐらいカワイイ。
ホント、リスとかモモンガとかとにかくげっ歯類的なカワイさ。マジヤバイ。
多分アレは役つくり的演出なんでしょうが、七条さんと中嶋のケンカに最初に居合わせちゃって和希と階段に座り込んで途方にくれてる時のね、座り込む仕草が・・・・もう・・・・・
啓太もきっとああいう座り方すんだろーな、とも思いましたしね。
啓太の他にもね、そういった仕草の演出は「なるほどね」と感じ入ることしきり。
アタシもマンガ描くとき気をつけないと・・・とか思っちゃったり。
なんかね、練習期間短い中でよく頑張ったな、と素直に思います。
あと、まあお金払って観た客として正直な感想の内、負のものを挙げるとするならば、
ああいう小さいハコって良くも悪くもすごく細かいトコまでわかるんですよ。
だからアタシは小劇場が好きなんですが。
演技力の差とかダンスのレベルの差とか声が出来てる出来てない、とかはもちろんですけど、劇中にもかかわらず、役者さんが素になっちゃってるトコなんて一番見せちゃいけないとこがよく見えるんです。
「疲れてるなー」とかね。
役者さんそのもののファンであればいいんでしょうけど、役者としてはいただけない。
あれは舞台の怖さですね。
アタシが大ファンである、おおいずみよう氏は逆に「舞台はまあまあだけど、V系はまずいな」って思ってたんですよね、最初。
どうでしょうファンの方は御存知でしょうが、「四国/ R-14」は脚本がいいだけにね、ちょっとガッカリしたんですがね。
今はホント上手になってらっしゃいますよね。 話逸れましたね。
あと・・・・脇役の役者さん。
久我沼、バスの運転手さん、それからチビ啓太。
彼らは必見!
キャリアある方なんでしょうか? 出番少ないのにすごい持ってきます。
運転手さんなんてゲームでは顔すら出てないのに、この役者さんえらく存在感のある演技されてました。
実はエンディングでもこの人たちにクギヅケだった。
最後はカーテンコール。和希仕切りでちょっとトークなんかもあり、1時間なのに結構なボリューム感がありました。
いろんな観点からのファンの方がいらっしゃいますし、企画発表からすごい賛否両論みたいでしたが、アタシはすごく楽しめました。
まあ、辛口なコトも書いちゃいましたね。
舞台にしろ映画にしろコンサートにしろお金払って観に行くもんですからね、正直に客としての感想書いちゃいましたけど、気分を害された方がいらしたらスミマセン。
終わったあとはtoolさんとお友達お2人とゴハン。
みなさんテニミュの方なので、すごい詳しい。
大変興味深くお話をうかがいました(笑)
そしてtoolさんに許可頂きましたので、彼女のブログのリンク貼っときます。
http://yaplog.jp/maxpleasure/
彼女のレポはスゴイぞ。
複眼の生き物であるかのような詳細さです。
アタシの感想なんかより、参考にしていただけるかと。
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