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おや、印刷所さんから電話がありましたよ。

かかってくる時は、95%表紙の色のことなんですけどね。今回もそう。
どうやら、プリンターが悪いんですよ。
モニターで見るのとプリンターで出力した色にすごい差がある。
で、今回も彩度バリバリに上げたんだけど、出力するとすごくくすんでで、
「仕方ないな」と思いながら出力見本として、提出したんですよ。
いつもの如く、
「見本になるべく近くしてください。 多少違うのは構いません。」
というアバウトな言葉を添えて。

いつもお願いしてる印刷所さんは、すごくキチンとしたところなので、
ちょっと違っても、確認の電話をくれるんですよ。
対して、アタシはいい加減なんです。
色に対してすごく厳密な仕事をしてきたから、余計に。
「ちょっと違う」っていうのは、習慣や、感覚が全く違う外国人で無い限り、
たいていが本当に「ちょっと」なんですよ。
で、その「ちょっと」は自分が許せるか許せないかのレベルであって、
他人から見て「おかしい」ってモンでもない。
その微量さの折り合いのつけかたを、仕事でイヤというほどやってきたからなんだと思ってます。

あとねえ、結構楽しみなんですよ。
いつも「ちょっと違うんですけど・・・」って電話くれる担当の方が、とてもわかりやすい方で(笑)
「まずいだろ!これは」って時は、そのように言ってくれるし、
「違うけど、これもイイかも・・・いや、むしろこの方がイイ!」って時は
「違うんですけど、これもすごくカッコイイカンジでいいと思うんです、どうします?」って言ってくれます。
アタシは「おかしい」と言われても、
「じゃ、おかしくないようにしといてください」って言うだけだし、
「こっちでもいいんじゃないの?」と言われれば、
「じゃ、それで」と言うだけなんですよ。
他人の手がかかって、自分以外のエッセンスが混じるのは、すごく楽しい。
仕事の時も、たまに自分のデザインの色出しを、アシスタントにやってもらったりして、
「指導」のフリして、本音はコラボでした。
自分以外の感覚を、すごく新鮮なものに感じるんですね。
だから、当日上がってくる本の中身はツライですが、表紙は本当に楽しみです。


ウチのカラーは印刷所さんのセンスと腕前でもってます。

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